寺子屋の教育方針1 教えないで教える

子どもたちが自学自習により主体的に学べるようにするために、寺子屋では、「教えないで教える」という教育方針をとります。

「教えないで教える」とは

答えはもちろん、解き方も直接は教えず、対話を繰り返し子ども自身で気づくようにすることです。

「教えないで教える」教え方のヒント

【前提】信頼

子どもを信じましょう。
すべてをすぐに教えてしまうのは、子どもを信じていない行動です。子どもが自分で気づくまで辛抱強く待ちます。
また、子どもの信頼を損なわないように誠実な言動をしましょう。誠実とは自分の言葉に現実を合わせることです。

【基礎】観察

子どもを観察しましょう。
名探偵 シャーロック・ホームズのように。
ヒントは、子どものInput・Process・Output の中にあります。
そして、仮説を立てましょう。頭の中で仮説を戦わせてください。
その後に子どもにアプローチしましょう。反応を見ながら修正します。

【技術】対話

たくさん問いかけましょう。
哲学者 ソクラテスのように。
このとき、子どもを含め誰に対しても、縦の関係でなく、横の関係でなくてはいけません。縦の関係は評価や競争を生むからです。横の関係になるとは、叱ることも褒めることもしないということです。
相手の話は最後まで聞きます。そして対話を通して考えを言語化できるようにします。さらに考えを広げるお手伝いをします。
対話を通して、子どもが自分で気づけるように、わからないことがわかるように導きます。

「教えないで教える」教え方の具体例

・算数の問題について質問された時
「どこまでできそう?」「前の問題はどうやって解いたの?」「問題文にはどう書いてある?」と質問を繰り返して子どもが自分で気づけるように手伝います。そして問題を作ってあげるなどして復習まで見守ります。

・大学でやっていることについて質問された時
「野菜について勉強しているよ」というだけでなく、「野菜好き?」「〇〇さんの周りに野菜を育てている人はいる?」「部屋の中で野菜は育てられると思う?」のように子どもに質問をして、子どもが実感しやすいように説明します。

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